はじめに
私がTOEICの勉強を始めてから、もうすぐ4ヶ月が経ちます。
この4ヶ月でTOEICのスコアは530点 → 775点に上げることができました!
嬉しい限りです。
さらに先日、なんとこのブログに初めてコメントを頂きました!!
ありがとうございます!果てしなく嬉しいです(´▽`)!
読んでいる方がいることを信じて書き込んできましたが、実際にコメント頂けるとブログを続けていこうと思えます。
ジョーシューさん、コメントありがとうございました。TOEIC学習、一緒に頑張りましょう!
「読んだ時間が無駄だった…。」なんてことは思わせないように 私も頑張りたいと思います。
さて、TOEICの話になりますが、私は今月からリーディングの勉強量を減らして、リスニングの勉強を遂に始めていこうと思っています。
この4ヶ月の勉強はリーディングのみで、単語 → 文法と勉強し、最後に長文の精読を実施しました。
今回は、長文問題の精読について、私がどう勉強したのか、勉強方法について紹介したいと思います。
使用した教材
まず、私が教材を選んだときの基準をお話しします。
模試にとって一番大切なことは、その模試が本番にどれだけ近いかだと思います。
もし、本番と同じレベルの内容で勉強することができたなら、自分の中で正確な基準を作ることができます。
模試で理解できてない箇所が、本番で理解できない箇所です。
勉強する上で、自分の現状を把握するための基準をつくることは大切です。
その点を考えると、やはり公式問題集が一番いい模試になります。
なので、私は下記の「公式TOEIC Listening & Readingトレーニング リーディング編」を使用しました。
この公式問題集は、本番のテストと同じETS(Educational Testing Service)が問題を制作しています。
Listeningも本番と同じ公式スピーカーによる音声で録音されていて本番により近い模試です。
以上の理由から私はこの問題集を使いました。
使ってみて思ったことは、本が "リーディング編" と "リスニング編" で分かれているので、用途によって使い分けができて良いと思いました。
特に私は、Listeningは後回しにして、Readingをまずは極めようとしていたので、別紙になっているのは有難かったです。
また、精読を実施後に受験したTOEICにおいて、Readingのスコアが85点上がっていたことから、やはり公式問題集で正解だったと思いました。
使い方
それでは、私が実施した勉強の仕方についてお話しします。
私が行った勉強は、4つPhaseがあります。
①問題集を解く
②文の区切りに" / " を入れる、修飾節を " ( ) " で囲う
③精読する。知らない単語は書き込む
④始めから通しで読む
以上の4つのPhaseで勉強しました。
それを実施した後の英文がこちらです。
それでは、それぞれ説明したいと思います。
①問題を解く
これは普通に問題集を解きます。
私は、100円ショップで買った付箋に答えを書いてました。
安いし使いやすいですよ。こんな感じです。
1セッションを解く → 答え合わせ → 日本語訳を確認
また、解答するときは必ずスマホのストップウォッチアプリを使って時間を計ります。
ストップウォッチをスタートさせてから問題を解き始め、解き終えたらストップします。
計った時間を使用して何かをするわけじゃありません。何分以上ならダメとかでもありません。
単純に、時間を計ると時間を気にして焦るので、計っていただけです。
計った時間は付箋に書いてました。ザックリ把握する程度ですね。
また、日本語訳の確認は、「この長文はどんなストーリーだったのか」をザックリ理解できる程度です。
がっつりと内容を理解する必要はありません。
②文の区切りに" / " を入れる、修飾節を " ( ) " で囲う
問題集の長文問題(Part6、Part7)を頭から" / " と" ( ) " を記入していきます。
単語の意味や、文の意味は分からなくても問題ありません。
ただただ、自分がわかりやすい箇所に" / " を入れます。
簡単な文には、わざわざ " / " を入れる必要はありません。
例えば、末文によくある" We look forward to working with **** Group. Sincerely " なんかにいちいち" / " なんか入れる必要はありません。
自分が「ここは入れたほうがわかりやすい」と思った箇所に入れます。
私は、前置詞の前によく " / " を入れてました。
この作業を20セクション分やるのは、意外と早く終わります。
2~3日くらいあれば終わるはずです。
③精読する。知らない単語は書き込む
ここまできたら、いよいよ精読です。
長文を読んでいき、わからない箇所があったら日本語訳を見て確認します。
そして、わからなかった箇所に日本語で記載します。
例えば、単純に単語がわからなかったら、単語の横に日本で意味を書き込みます。
そうすることで、④で通読する際に、いちいちページをめくらなくても、英文を頭から読んでいけます。
また、正解も同じ理由から同じページに書き込みます。私は右端に書き込みました。
こうすると通読の際に楽ですよね。ちなみにですが、こんな感じなります。
④始めから通しで読む
ここまでやったら、後は簡単です。
これから読む英文は、自分が見やすいように" / " や " ( ) " が既に記載されています。
また、わからない単語、表現も、すぐ横に日本語で意味が書いてあります。
なので、頭から読んでいけるはずです。
そして、20セクション目まで終わったら、また1セクション目から始めます。
この "④始めから通しで読む" を何度も何度も繰り返し実施します。
1周目の途中から、Part6の文字数なら短く感じるようになります。
そしてだんだんシングルパッセージも抵抗なく読み始めるようになり、最後はダブルパッセージも問題なく、読めるようになるはずです。
通読をするなら
急な話ですが、私はお風呂で本を読みます。
お風呂で本を読む利点としては、
①お風呂は毎日必ず入るので、勉強時間を毎日必ず確保できる。
②ゆっくりお風呂に入れる。
私は毎日、だいたい30分程度お風呂に入っています。
なので1日30分は確実に勉強時間がとれるわけですね。
今はお風呂に本を持って行く習慣が身についている私ですが、2年前までは本をお風呂に持っていくのは絶対にしませんでした。
小さいころから「本は大切に使え!」と親に育てられたので、「あんな湿気の多い場所に本を持っていったら、紙がふやける」と思っていました。
しかし、今の紙って強いんですね。
この文法問題集も何十回とお風呂にもっていっていますが、まったくふやけていません。
インクのにじみも出ないですね。
私は、勉強を始めて、本の扱いについて 考えが変わりました。
以前の私は、「本を大切に使う」=「本をきれいに使う」ことだと思っていました。
なので、「本を風呂にもっていくなんて、紙がふやけるから絶対できない」と思っていたんです。
そのため、本にメモを書き込むことや、ページを折ることも、なるべく避けてきました。
しかし、今は考えが変わっています。
「本を大切に使う」ということは、「その本を使い倒し、得られるすべてを吸収し、自分が成長すること」だと考えるようになりました。
その本の存在意義を最大限に発揮させることこそが大切だ。という考えです。
矛盾しますが、使い倒した本は愛着がでて、大切に扱うようになります。
おそらく、私は「金のフレーズ」がどんなにボロボロになっても捨てずにとっておくと思います。
英語を必死に勉強したあの時期を一緒に過ごしたこの本は自分の一部なんだと思っているのかもしれません。
大切なことは本に敬意を持つことなんだと思います。
もちろん、本を使い倒した上でキレイに使えるのが一番ですよね。
本に対する考え方は また変わるかもしれないですが、現状は「買った本は使い倒すこと」を大切なことと考えて勉強しています。
以上の理由から、お風呂で本を読むことは私の中で正当化されました。
そしてまったく紙がふやけないので、今では毎日風呂で本を読んでいます。
みなさんも、ぜひお風呂に本を持って行ってください。
さいごに
今回は私が実施した長文問題の精読する方法をご紹介しました。
長く書いてしまいましたが、簡単にいうと「自分が④通読を簡単に実施しやすいように、区切りと和訳をいれましょう。そして④通読を早く何度も繰り返しやりましょう!」ということです。
この勉強方法が皆さまのお役に立てば嬉しいです。
ぜひ試してみて下さい!!
以上、公式TOEIC Listening & Readingトレーニング(リーディング編)の精読を実施しました!長文問題対策の勉強方法を紹介します!